自分に誇りをもって

北風が木々を揺らす朝。

マフラーをぐるぐるに巻いて

肩をすくめながら空を見上げた。


こうしてあたたかくなったり

寒くなったりして季節はすすんでいく。

私は前にすすめているのかな。


ときどきふとそんな風に思って

なんとなくしゅんとしたり

あまりにも早く過ぎる一日に

これでよかったのかなと

思ったりすることがあるけど


きっとすべてがベストで

「これでいいのだ」と思うことにしている。


できなかったことより

できたことに誇りをもって

自分をほめてあげよう。


どんな小さなことでも

きっと誰かの役に立っていて

意味のないことはひとつもない。


特に大きなことを成しとげなくても

ただあなたがそばに居るというだけで

だれかに心の安心を与えている。


あなたが生きているだけで

しあわせなひとがいる。


特別なことは、なにもしなかったけど

なにも起きずに

無事に過ごせた今日という日に

感謝しようと思った日。


明日も心穏やかに

自分に誇りをもって過ごせますように。

いつもありがとう。