ふんわりした雲のすきまから

すこしだけ光が感じられる朝。


こんな曇りの日も

何の予定もない日曜日も

元気に目覚めることができたことに

しあわせを感じる。


大好きな小説「すきまのおともだちたち」に

「これからごはんを食べるっていうときに

おなかがぺっこぺこなのは嬉しいことじゃない?」

というセリフを

朝食のときにふと思い出した。


「過去の思い出があったらどんなに素敵だろう」

と思っていた女の子が

「過去の思い出って淋しいのね。それに悲しい。」

と気づいたおはなしとか。


今はいつか過去になっていく。

それなら今を楽しもう。

楽しんだ今は

素敵な思い出になる。

少し寂しくても

今の方が幸せだと思える。

そんな今を更新していこう。


ぼんやり窓の外をみながら

ふと思った日曜日の朝。