本の言葉

今朝歩いていると

仕事をしていた頃の

必死に無理をしていた自分の様子が

なぜか、やけに思い出されて

心が重くなってしまった。


せっかく新しい一日の始まりに

清々しい朝の光を浴びているのに

そんなことを思い出して

人を心の中で責めたり、

心を閉ざしている自分は

未熟だなと

またモヤモヤして

そのあとかかってきた電話の理不尽さにも

少し不機嫌になっている

自分に気づいた。


「アミ 三度目の約束」という本の中で

「次にあげる欠点は、どんな犠牲をはらってでも

自分たちの中から追放するべきだ」

という台詞がある。

「ねたみ、利己主義、暴力、物質主義、

人の不幸を望むこと、無責任、恩知らず、不機嫌。」


不機嫌、というキーワードに

ハッとした。

今、地球が変化のときにあるなら、

この世界に生きるひとりとしての私も

内的成長をしないといけない。


本の中にある言葉。

「ひとつの状況から、別の状況へ

移り変わっていくときには、

変化を阻もうとする力が働いて、

大きな災いが引き起こされたりする。

そうした災いとは無縁に、

できる限りスムーズに

前進を果たすのが望ましいけれど、

それができるのは、

全体の意識の高まりだけなんだ。

そしてその意識の高まりを生んだものこそ、

愛であり、愛に導かれた知性なんだよ。

だからこそ、地球の愛の成長を助けることが、

何においても大切なんだ。」


「その変化が恐ろしいものじゃなくて、

なにかしら美しいものであってほしいなら、

自己を高める努力をしなくっちゃ。」


明日は心を開いて

すべてに愛をもって生きよう。

本の言葉が心に染み込んだ日。